今回は、住宅ローンを比較する時に最も基本になる「金利」のお話です。住宅ローンを選ぶ際になぜ「金利」が大切になるのか理解する為にも、金利の基本を知っておきましょう。
住宅ローンにはずっと金利が変わらないもの、途中で金利が見直されるものがあります。金利タイプは大きくは「変動金利」「固定金利選択型」「固定金利」の3つに分けられ、金利が見直されるタイミングがそれぞれ異なってきます。
◆「変動金利」
半年ごとに金利を見直す
半年ごとにその時点での金利に見直されます。ただし返済額は5年ごとに見直されます。
◆「固定金利選択型」
当初数年間の金利が固定
当初の固定期間(3年・5年・10年)を選ぶことができ、その期間は金利が変わりません。当初の固定期間が終了すると、その後変動金利型にするか、固定期間選択型にするかを選ぶことができます。金利はその時点での金利に見直され、返済額も見直されます。
◆「全期間固定金利」
ずっと金利が変わらない
借入れから返済が終了するまで、ずっと金利は変わりません。返済額もずっと一定です。
住宅ローンの金利が高くなると返済額も多くなります。そのため
住宅ローン選びにおいては金利がとても重要
になるのです。
世の中のさまざまな経済的な変化に伴い、金利も変動します。
景気がよくなったり、物価が上がったりすれば一般的には金利も上昇します。90年代までは金利が高い時代でしたが、ここ数十年は低い水準で安定しています。変動金利型の金利の推移でみると、1990年頃に8.5%まで上昇したこともありますが、バブル後はゼロ金利政策などもあり、現在では2.475%前後と金利はほぼ最低水準で安定しています。
また、最近では変動金利型はほぼ動きがないのに対して、固定期間が長期のものは、毎月わずかでありますが金利が上下しています。
2013年の後半からは金利は下がる傾向にあり、フラット35(全期間固定金利型)では過去最低金利になるなど、低い水準が続いています。
ただし、これはあくまでも過去のデータであり、今後金利がどう動くかが重要です。
さて、今回は住宅ローンを組む際知っておきたい金利の基本のお話でしたが、いかがでしたか?
金利が今後どう動いていくかは、世の中のさまざまな変化によって変わるため、将来の金利動向はわかりません。だからこそ金利が動いたときにどうするか、しっかりと対策をしておくことも重要です!
金利が変動することに備えるにはどうしたらよいのか?
お得なローンの組み方、返済方法とは?
住宅ローンの審査に通るには?
などなど金利以外にも気になる点はたくさんありますよね。
住宅ローンは住宅購入には欠かせない身近なものでありながら、金額も大きく、よく理解せずに利用すると大きな痛手を受ける危険性も秘めています。
それぞれのお客様の家計状況や、借入額、考え方、によって住宅ローンの組み方は変わります。
ご自分達にとってベストな住宅ローンを、しっかりと勉強してみませんか?
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