土地探し 本当に南向きが良いの?!

「南向きの土地が一番良い」と言われることが多い日本の住宅事情。しかし、果たしてそれは絶対的な正解なのでしょうか?土地の向きにはそれぞれメリット・デメリットがあり、ライフスタイルや地域性によって“最適”は変わります。今回は、北向き・南向きの土地の特徴を比較しながら、土地選びの視点を広げてみましょう。


☀️南向き土地のメリット

• 日当たりが良好
南向きは一日を通して太陽光が入りやすく、リビングや庭が明るく暖かくなります。冬場でも室内が暖かく、光熱費の節約にもつながることがあります。
• 資産価値が高い傾向
人気が高いため、売却時にも比較的高値がつきやすく、流通性も高いです。
• 庭や家庭菜園との相性◎
日照時間が長いため、植物の育成にも適しています。


🌙南向き土地のデメリット

• 価格が高め
需要が高いため、同じエリア・広さでも南向きは価格が割高になる傾向があります。
• プライバシーの確保が難しいことも
南側に道路がある場合、日当たりを優先すると窓が通行人の目に触れやすくなることも。
• 夏場の暑さ
日差しが強く入りすぎることで、夏場は室内が暑くなりやすく、冷房費がかさむことも。


❄️北向き土地のメリット

• 価格が比較的リーズナブル
南向きに比べて人気が控えめな分、価格が抑えられていることが多く、予算に余裕が生まれます。
• 設計の自由度が高い
南側に庭を配置し、採光を工夫することで快適な住まいが実現可能。建築士の腕が光るポイントです。
• プライバシーが守りやすい
北側に玄関を設けることで、南側の居室や庭を外部から遮断しやすく、静かな生活空間が作れます。


🌧北向き土地のデメリット

• 日当たりの確保に工夫が必要
特に冬場は日照時間が短く、寒さを感じやすいことも。断熱性や窓の配置が重要になります。
• 資産価値がやや低め
南向きに比べると売却時の価格が控えめになる可能性があります。


🏡向きよりも「暮らし方」に注目を

南向きにも北向きにもメリット・デメリットが生じます。表もあれば、裏もあるってことです!昨今では、夏場の暑さが尋常じゃなくなってきているので、南や西日を避けるように考えられる方も増えてきていますね!
土地の向きはあくまで一つの要素。周辺環境、道路の位置、隣接建物の高さ、風通し、騒音など、総合的な視点で判断することが大切です。例えば、共働きで昼間は家にいない家庭なら、日当たりよりも静かさやプライバシーの方が重要かもしれません。
また、設計の工夫次第で北向きでも明るく快適な住まいは十分に可能です。土地の向きにとらわれすぎず、自分たちの「暮らし方」に合った選択をすることが、後悔しない土地探しの第一歩です。
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